都市のインフォーマリティ
都市のインフォーマリティ
東南アジアの路上の在り方は多種多様で屋台や辻などが多く見られる。
日々の日常が路上に滲み出ており、隙間をうまく活用しているようだ。
都市の街並みは人々の日常の生活や行為がつくっているように感じたのだ。そこには様々な道具や「もの」たちが、意図を持ってレイアウトされている。「もの」を切り抜きそのままの状態で並列して存在させることで、それら自体に語らせると同時に、私たちならどういったレイアウトで路上へ出ていくだろうか。
かつての日本の都市空間でも屋台の出店が多く見られた。しかし、現代の都市では屋台がどんどん無くなり洗練されていく一方である。
東南アジアの風景は私にとって、なにか居心地の良さや、懐かしさのようなものを感じるのだ。技術の進歩で便利になることが豊かな都市なのだろうか。同時に失ったものも大きいと私は思う。ここは私たちが忘れているようなことを気づかせてくれる場所かもしれない。
タイトル:都市のインフォーマリティ
制作年:2017年
京都芸術大学ギャルリオーヴ
インスタレーション